
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアのレンタカー市場は、下半期にはウムラやハッジの巡礼者による短期レンタルに支えられて回復するだろうと、バジェット社のファワズ・ダニッシュCEOがAsharq Businessに語った。
ダニッシュ氏によると、サウジアラビアへの国際便の再開が需要を押し上げると期待されている。
レンタカー会社は、世界的な旅行がほぼ停止している中でパンデミックの影響を最も強く受けている。米国に拠点を置くハーツ社はパンデミックの初期に破産保護を申請し、業界で最初に経営破綻した会社の1社となった。
しかし、何百万人もの巡礼者がサウジアラビアにやってくることはレンタカー業界にとって大きな可能性を秘めているとダニッシュ氏は言う。
バジェット・サウジアラビアとして営業を行うユナイテッド・インターナショナル・トランスポーテーション社は、昨年1億8,700万サウジ・リヤル(4980万ドル)の利益を計上した。ダニッシュ氏は、これは市場の実勢を考慮すると良好な業績だと述べている。
バジェット社は利益のうち3億1,000万サウジ・リヤルを株主に分配した。
ダニッシュ氏は、Theeb Rent a Carのタダウル証券取引所への上場が予定されていることはレンタカー業界にとってさらなる追い風になるだろうと付け加えた。