
アラブニュース
リヤド:世界最大級の廃棄物発電所の建設がドバイで進められており、同発電所はドバイの廃棄物のほぼ半分を処理する能力を持つことになる。
ドバイ・ホールディング社は、伊藤忠商事、日立造船イノバ、BESIXグループ、Techグループと契約を結んでおり、ドバイ市との35年の契約期間の下、40億ディルハム(11億ドル)のプロジェクトを開発する。
ドバイ・ホールディング社が月曜日に発表した声明によると、ワルサン地区にあるドバイ廃棄物処理センターは、ドバイで発生する1日あたり5,666トンの都市固形廃棄物を処理するという。
ドバイ・ホールディング社のマネージングディレクターであるKhalid Al-Malik氏は、「戦略的・金融的な投資家からなる強力なコンソーシアムと提携することで、ドバイの成長と多様化戦略を継続的に支援するという約束を果たすことができます」と述べている。
年間190万トンの廃棄物が再生可能エネルギーに変換される見込みとなっている。発電された約200MWの電力は、クリーンなエネルギーとして地域の送電網に供給される。この施設は、現在ドバイで発生している都市廃棄物の最大45%を処理する能力を持つことになり、これまで埋め立てられていた廃棄物の量を最小限に抑えることが可能となる。