
アラブニュース
ドバイ:ドバイでは、今後5年間でクリエイティブ企業の数を2倍以上に増やす戦略を打ち出している。
ドバイ首長のシェイク・モハメド・ビン・ラーシド・アル=マクトゥーム氏は、「ドバイ・クリエイティブ・エコノミー戦略」を発表し、2025年までにGDPへの貢献率を2020年の2.6%から5%に引き上げることを目指す。
今回の狙いは同国への1万5000社の企業の誘致と1万4000人の専門家の雇用だ。
クリエイティブ・エコノミーには、出版、オーディオ・ビジュアル・メディア、プリント・メディア、芸術・文化産業、ソフトウェア・ゲーム産業などのビジネスに携わる企業や専門家が含まれる。
同国では、より多くのクリエイターや投資家、起業家を惹きつけるために、法的・投資的環境の強化が図られている。
同戦略ではインセンティブや刺激策、クリエイティブなインキュベーターへの支援などが行われる。
アル=マクトゥーム氏は声明にて、「私たちは常に世界中のクリエイティブな人材や企業を歓迎し、彼らの夢や願望、創造性を付加価値や持続可能な経済資源に変えるための適切な環境を提供することを目指しています」と述べている。
ドバイには古くからメディア・クリエイティブ関係者が集まっており、その多くはドバイ・メディア・シティ、ドバイ・スタジオ・シティ、ドバイ・デザイン・ディストリクトなどの専用の「フリーゾーン」に勤めている。