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ソフトバンク、28億ドルでノルウェーのロボティクス企業の株式取得へ

通信事業者から巨大投資会社に転身した同社は、1,000億ドルのビジョンファンドを通じて、シリコンバレーで最も勢いのある新興企業数社に出資している。(AFP)
通信事業者から巨大投資会社に転身した同社は、1,000億ドルのビジョンファンドを通じて、シリコンバレーで最も勢いのある新興企業数社に出資している。(AFP)
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06 Apr 2021 06:04:52 GMT9
06 Apr 2021 06:04:52 GMT9

東京:日本の投資企業大手ソフトバンクグループは、ノルウェーのロボティクス企業オートストアの株式の40%を28億ドルで購入する。両社が発表した。

この株式取得は、人工知能からバイオテクノロジー企業に至るまで、テクノロジー業界の最も勢いあるスタートアップ企業や大手企業数社に多額の資金を注ぎ込んできたソフトバンクによる最新の投資案件だ。

月曜日に発表された両社の声明によれば、この合意で、倉庫の自動化技術を開発するオートストアの企業価値は77億ドルと評価された。

商品保管に必要なスペースを削減する直方体のシステムで知られるオートストアによれば、同社は世界35ヵ国に20,000台のロボットを配備し、その顧客にはプーマやシーメンスが含まれているとのことだ。

ソフトバンクの創業者孫正義氏は「オートストアは、世界中の企業が迅速でコスト効率の良い物流を実現するための基盤技術を持つ企業だと考えている」と述べた。

両社は協力して「末端市場および地域全体に積極的に事業を拡大していく」と彼は付け加えた。

孫氏は過去に、コミットメントした新興企業に問題が生じたことで批評家たちと対峙し、大規模な資産売却プログラムに対する疑念を払拭したことがある。

通信事業者から巨大投資会社に転身した同社は、1,000億ドルのビジョンファンドを通じて、シリコンバレーで最も勢いのある新興企業数社に出資している。2月に同社は、第3四半期の純利益が111億ドルに急増したと発表したが、これと併せ孫氏はこの基金を「金の卵を産むガチョウ」と呼んでいる。

オートストアの社長兼CEOカール·ヨハン·リエ氏は、同社はソフトバンクの支援を受けてアジア太平洋市場で成長することを望んでいると述べた。

アメリカの投資会社トーマス·H·リー·パートナーズは、4月に完了が見込まれるソフトバンクによる株式取得後も引き続きオートストア株の過半数を保有する。

AFP

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