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原油、需要懸念により66ドルを割り込み5月以来最安値

ブレント石油は1025 GMT(日本時間午後7時25分)時点で5月21日以来の最安値を付けたのち、1.87ドル(2.7パーセント)安の 66.36ドルとなった。(シャッターストック)
ブレント石油は1025 GMT(日本時間午後7時25分)時点で5月21日以来の最安値を付けたのち、1.87ドル(2.7パーセント)安の 66.36ドルとなった。(シャッターストック)
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19 Aug 2021 10:08:03 GMT9
19 Aug 2021 10:08:03 GMT9
  • ワクチン接種率が低い地域におけるデルタ株のまん延により新型コロナウイルス感染症の感染拡大が進んでいる

ロンドン:原油価格は木曜、新型コロナウイルス感染症患者増加による需要低下への懸念、米ドル高、米国の原油在庫の予想外の増加に押される形で1バレル66ドルを割り込み、5月以来最安値となった。

染症の感染拡大が進んでいると世界保健機構(WHO)は発表した。米国におけるコロナ関連の死亡者数は先月にかけて急増した。

「見えない敵との戦いが予想より長引いていることで投資家が用心深く実利的になり、徐々に軟調な相場となった」と、原油ブローカー会社PVM社のタマス・ヴァルガ氏は語った。

「資金援助打ち切りの可能性、新たな難民危機を招きそうなタリバンのアフガニスタン乗っ取り、そしてウイルスの感染拡大が続いていることへの懸念によりドル需要が維持され、それが逆に原油相場の反発に歯止めをかけている」

ドルは9カ月ぶりの高値を付け、ドル建て商品先物価格の下落を招いた。

ブレント石油は1025 GMT(日本時間午後7時25分)時点で5月21日以来の最安値を付けたのち、1.87ドル(2.7パーセント)安の 66.36ドルとなった。WTI原油も5月21日以来最安値となった$62.83まで下落したのち、1.96ドル(3パーセント)安の 63.50ドルを付けた。

ブレント・WTIともに6日連続の下落となり、ともに前回の6日連続の下落の最終日を迎えた2020年2月28日以来最長の続落記録となった。

「世界中の新型コロナウイルス患者増加による需要減少予想にまつわる懸念が下落に寄与した」とブローカー企業Avatrade社のナイーム・アスラム氏は述べた。

国際エネルギー機関は先週、デルタ株拡大のため原油需要予測を下方修正した。

週間石油在庫統計で米国原油の在庫が予期せず増加したことも、需要不安をさらに高める一因となった。通常は北半球の夏季に自動車燃料需要のピークを迎えるからだ。

米ドル高も下げ圧力の要因となっている。ドルは米連邦準備理事会が今年景気刺激策の縮小を始めるのではないかという期待から反発した。ドル高は外貨を所有する企業にとって原油価格が高くなるため、相場を下げる傾向がある。

ロイター

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