
東京
日産自動車は、東日本の栃木工場に来年、330億円を投じてロボットを始めとする革新的な技術の導入を行うと木曜日に発表した。
こうした革新的技術は、新世代の電気自動車やインテリジェントカーの生産を進め、さらに柔軟で効率的な製造オペレーションを実現するためのものであると同社は述べた。
同社によれば、こうした革新的技術には、ペースト上の材料を車体周辺に塗布し、水の侵入を防ぐ自動シーリングなどのプロセスが含まれる。
こうした技術は、世界中の日産工場でグローバルに展開される予定だ。
日産の坂本秀行副社長によれば、こうした技術は、車両の「大量生産プロセスがインテリジェント化と電動化により複雑化した」ことに対応するために設計されたものだ。
新技術の導入により省力化が見込まれるが、「人員削減の予定はない」と同氏は述べている。
坂本副社長は、日産が提携するルノーや三菱自動車へのこうした技術の導入も検討していると述べた。
[時事通信社]