
ジャナ・サローム
世界的テック企業のトップによると、デジタル医療業界の投資家は、今後10年間で毎年最大35%のリターンを得ることになるという。
チューリッヒに拠点を置くダカドゥの社長兼CEOのピーター・オーネムス氏は、リヤドの未来投資イニシアチブ・フォーラムで行われた医療イノベーションへの投資に関する議論の中で、この業界の伸びについて熱心に語った。
同氏は、2021年のデジタル医療産業の世界的な価値は260億ドルと推定されているが、7年以内に2389億ドルの産業に成長すると予測されていると述べた。
同氏は、次のように述べた。「投資の観点からは、将来的に今後10年間で非常に高いリターンをもたらすことになる」。
「統合型のデジタル医療部門は、今後10年間で毎年30から35%のリターンを生み出すだろう」。
オーネムス氏は、医療提供者は、慢性疾患を防ぐには何をすべきか、またそのような疾患を発症した場合のコストの意味合いについて、人々がよりシンプルに理解できるようにする必要があると述べた。
また、ロンドンに拠点を置くバビロンヘルスのアリ・パルサCEOも、「全支出の70%は予防可能な病気に使われている」として、「病人ケア産業」と同氏が呼ぶものにかかるコストについて警鐘を鳴らしている。