
アラブニュース
サウジ港湾局(マワニ)は、ダンマームのキング・アブドルアジーズ港、バーレーンのハリーファ・ビン・サルマーン港、及び極東地域の複数の海港を結ぶ新たな貨物積替サービスを開始した。
この新たなサービスは、サウジアラビアと世界の海港の結びつきを強化し、主要な国際海運会社を同国の港に呼び込むことを目的とするマワニの戦略のもとに展開されている。
マワニは、貨物積替サービス市場においてサウジアラビアが占めるシェアを2030年までに21%から50%に引き上げることを目標とする。
「ビジョン2030」で想定されている通り、マワニの狙いは国際物流のハブ拠点たるサウジアラビア王国の地位を強化することだ。
新たな貨物積替サービスは、サウジ・グローバル・ポート社と国際海運会社の東方海外貨櫃航運公司(Orient Overseas Container Line 、略称OOCL)の提携のもとで開始された。