
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアは、鉱業の可能性を最大限に引き出そうと積極的なキャンペーンを展開している。そして国内で鉱物資源が豊富な場所を複数特定してきた。
そのうちの1拠点がリヤド南部のアル・クナイキヤにある。以前、この場所で銅と亜鉛が豊富な4つの鉱床が発見された。
国内の地質的な潜在能力の評価を担当する「サウジ地質調査」のアブドラ・アル・シャムラニCEOは、この場所は「開拓段階」にあると言い、「1年から2年のうちに」準備がととのうと述べた。
「1年か2年のうちに、ライセンスが発行されたら、アル・クナイキヤの拠点は採鉱場に作り変えられます。今ある資源を有効に活用できるようになるでしょう」
また、この採掘場は、雇用の創出と発展を通して、周辺地域に利益をもたらすことが期待されているとアル・シャムラニ氏は言った。
サウジアラビアは、条件を満たせれば国内外の両方から投資家を集めることを望んでいると付け加えた。
サウジアラビア政府から発掘の承認を受けたリヤドのある現場では、約2,600万トンの金、亜鉛、銅が掘り出される予定になっている。
アル・クナイキヤの拠点ではすでに何度も大規模な探査が行われ、3次元の地質モデルが構築されている。