アラブニュース
リヤド:国際原子力機関(IAEA)がサウジアラビアやエジプト、ヨルダンと連携し、原子力開発のためのインフラを整備する。同機関の事務局長が明らかにした。
2月16日、リヤドで開催された「国際エネルギー・フォーラム」にバーチャルで出席したラファエル・マリアーノ・グロッシー事務局長は、原子力が気候変動を緩和し、あるいはこれに適応するための重要なツールとなる可能性があると述べた。
「原子力が特別なのは、既に安全性が実証され、拡張性があり、また利用可能であることなのです」とグロッシー氏は語った。
また事務局長は、石油やガスの主要生産国が原子力の利点を認識し始めているとし、中東地域においても今後、エネルギー需要を満たすため、より多くの原子力を使うことになるだろうと指摘した。