アラブニュース
リヤド:サウジ通信社の報道によると、サウジアラビアと北アフリカのエジプトが、サウジアラビアの公的投資基金(PIF)によるエジプトへの投資に関する合意を締結した。
合意書に署名したのは、サウジアラビアのエッサム・ビン・サード・ビン・サイード国務大臣とエジプトのハラ・アル・サイード計画・経済開発相。エジプトのモスタファ・マドゥーリー首相が立ち会った。
両者は、当合意が、サウジアラビアとエジプトを団結させる両国の緊密な歴史的関係に基づくものだと強調した。
合意は、PIFとエジプトの計画・経済開発省との間で開かれた会議の集大成として、投資計画の署名に必要な手続きを加速させるという双方の熱意もあり、締結に至った。
今回結ばれた合意は、PIFが地域のアンカー投資家となることを目指し、中東全域において投資活動を広げる中で発表された。
他地域の投資先としては、アンマンのアラブバンクやサウジアラビア・ヨルダン投資基金、バーレーンのASMAキャピタルなどが挙げられる。