
アラブニュース
リヤド:エジプト最大級の国営銀行であるミスル銀行、National Bank of Egypt、Banque du Caireの3行は、中東・アフリカに重点を置く大手ベンチャーキャピタルのグローバルベンチャー(Global Ventures)と提携し、8500万ドル規模のフィンテック・ファンド「Nclude」を立ち上げた。
今回新設された投資ファンドは、エジプト中央銀行の認可を受けて、エジプトのフィンテック分野を促進し、革新的な新興企業の金融包摂への取り組みを支援することを目的としている。
すでにKhazna、Lucky、Mozare3、Paymobの4つのフィンテック新興企業がNcludeの最初の出資先企業となり、資金援助を受けている。
このファンドは、既存の新興企業への投資に加え、ベンチャー・ビルダーであるShipyard technologyの支援を受け、フィンテック新興企業の挑戦を支援する予定だ。
このファンドには、他にもeFinance Investment GroupやEgyptian Banks Companyなどが参加し、出資を行う。