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三菱造船、商船三井から国内初のLNG燃料フェリー受注、2023年にかけて順次2隻を完成・引き渡し

また、既存船に比べて車両区間はトラックの積載台数を大幅に増やし、客室区画はドライバーズルームの拡充や定員一人あたりの面積を大幅に拡大するとともに (Shutterstock)
また、既存船に比べて車両区間はトラックの積載台数を大幅に増やし、客室区画はドライバーズルームの拡充や定員一人あたりの面積を大幅に拡大するとともに (Shutterstock)
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27 Dec 2019 08:12:18 GMT9
27 Dec 2019 08:12:18 GMT9

(東京)三菱造船株式会社は、国内初のLNG燃料フェリー2隻の建造で、株式会社商船三井と契約を締結した。2隻は下関造船所で建造され、2022年末から2023年前半にかけて順次完成・引き渡される予定。その後は、株式会社フェリーさんふらわあが運行する大阪~別府航路に就航する。

LNG燃料フェリーは、長さ約199.9メートル28.0メートル、総トン数約17,300トン、最大旅客定員数763人で、13メートル・トラック約136台および乗用車約100台の積載能力がある。主機関は、国内フェリー初となるLNG(液化天然ガス)A重油それぞれを燃料として使用できる高性能デュアルフューエルエンジンを搭載し、CO2の排出量が従来比20%削減、SOx(硫黄酸化物)の排出量がほぼゼロという優れた環境性能を達成して環境負荷の低減をはかる。

また、既存船に比べて車両区間はトラックの積載台数を大幅に増やし、客室区画はドライバーズルームの拡充や定員一人あたりの面積を大幅に拡大するとともに、大浴場とレストランの拡大や3層吹き抜けのアトリウムを始めとしたゆとりある開放的なパブリックスペースを設置するなど、モーダルシフトへの対応やカジュアルクルーズ進化の提供に貢献する。

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