
モスクワ:OPECプラスとして知られる石油輸出国機構(OPEC)とその同調国は、2020年に原油減産の終了を検討するかもしれないと、ロシアのエアレクサンドル・ノヴァク・エネルギー相は金曜日に述べた。
「原油減産について、私は再度繰り返すが、これは無期限の措置ではない。減産停止の決定は、市場占有率を維持し、企業が将来のプロジェクトを提供しまた実行に移すことができるように徐々になされるべきである」とノヴァク氏はロシア24テレビで語った。
「我々は今年このことを検討することになると思う。」
ロシアのエネルギー省は、ノバックが「今年」減産を終了する決定をする可能性があると述べた時、彼は2020年のことを指していたと伝えている。
OPECプラスは、原油価格を下支えするとともにグローバル石油市場の需要を供給のバランスをとるために、2017年以来原油の生産に上限を定めてきた。
ノヴァク氏は、グローバル石油市場は現在ほぼ安定していると述べ、OPECとOPECに非加盟の産油国間の協力を称賛した。彼は、より多くの燃料が運転者に必要とされる夏には原油の需要が増えるかもしれないと語った。
OPECプラスは今月、3月末まで原油の協調減産を延長するとともに石油市場のバランスをとるために減産を拡大することを決めた。
ロイター