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イスラエルとハマスのガザ戦争が中東観光の不振を招いていると旅行会社が指摘

10月7日のハマスによるイスラエル攻撃と、それに続くイスラエルによるパレスチナ自治区への報復以来、ヨルダン行きのフライト予約は半減した。(ロイター通信)
10月7日のハマスによるイスラエル攻撃と、それに続くイスラエルによるパレスチナ自治区への報復以来、ヨルダン行きのフライト予約は半減した。(ロイター通信)
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11 Nov 2023 11:11:18 GMT9
11 Nov 2023 11:11:18 GMT9
  • フォワードキーズ社によると、戦争が地域内外の航空業界に悪影響を及ぼしているという

アラブニュース

ロンドン:ガザ地区でイスラエルとハマスによる戦争が続く中、中東の観光業が大幅な不振に見舞われていると10日報じられた。

10月7日のハマスによるイスラエルへの襲撃とそれに続くイスラエルによる、飛び地のパレスチナ自治区であるガザ地区への報復以来、ヨルダン行きのフライト予約は半減、エジプト行きの航空券の売り上げは3分の1減、サウジアラビア行きのフライトは67%減となっていることが、スペインの旅行情報会社フォワードキーズ社のデータから明らかになった。

10月7日までの3週間で、中東への旅行は2019年の同時期と比べて13%増加したが、11月10日の時点で13%減少したと、インデペンデント紙が報じた

フォワードキーズ社によれば、戦争が中東以外の航空業界にも悪影響を及ぼしており、その結果、今年第4四半期の世界の航空旅行は7%も減少すると予測されている。

フォワードキーズ社インサイト部門のオリビエ・ポンティ副社長は、「この戦争は壊滅的で悲痛な、人間的悲劇であり、私たちは皆、テレビ画面で毎日目にしています」とし、

「そのため、中東への旅行が敬遠されるのは当然ですが、他の地域への旅行に対する消費者の信頼も低下しているのです」と付け加えた。

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