
4月の国内新車販売の車名別ランキングは、ホンダの軽自動車「N―BOX」が1万5450台で4カ月連続の首位だった。部品調達難による減産の影響で前年同月と比べ7.7%減少したが、他の上位車種も販売台数を落としたためトップの座を維持した。
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が10日、発表した。
2位はトヨタ自動車の小型ワゴン「ルーミー」で、8.7%減の1万1108台。トヨタの小型車「ヤリス」は49.7%減の1万45台で、3月の2位から3位に後退した。
半導体不足や中国・上海市のロックダウン(都市封鎖)などを受け、各社で相次ぐ工場停止が販売の足かせとなっている。販売台数は、ベストテンのうち8車種で前年同月を下回った。
時事通信