
アラブニュース・ジャパン
東京:木原誠二内閣官房副長官は月曜日、アラブ首長国連邦(UAE)のアル・ジャーベル産業・先端技術相と会談し、石油市場の安定化へ向けたUAEの貢献に感謝を表明した。
木原氏は、UAEからの原油の安定供給と、日本企業の原油の上流開発などへの参画に対し謝意を表明したほか、さらなる原油市場の安定化と増産に向けた協力を要請した。
これに対し、アブダビ国営石油会社(ADNOC)CEOでもあるアル・ジャーベル氏は、国際原油市場の安定化や脱炭素に向けた取り組みを含め、日本を強く支えていきたいとの意向を示した。双方は、両国の協力関係の拡大に向けて今後も緊密に連携していくことで一致した。
両国は今年、国交樹立50周年となる機会を捉え、協力関係をさらに強化していく。
木原氏は、故ハリーファ大統領の薨去に対し哀悼の意を表した。また、日本はムハンマド新大統領と緊密に連携し、両国の友好関係を発展させていきたい意向であることを付け加えた。