
アラブニュース
リヤド:信用格付機関ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、主に政府の財政政策の有効性を理由として、サウジアラビアの格付を「A」、見通しを「安定的」とした。
サウジアラビアの国債管理センターはムーディーズの報告書を引用したプレスリリースで、ムーディーズはサウジアラビアのGDPはパンデミック後のさらなる回復、経済の多様化の進展、投資・開発プロジェクト、原油減産のさらなる緩和に支えられ2021年から2023年にかけて平均5%成長すると予想しているとした。
同センターによると、ムーディーズは、サウジアラビアの金融機関の成長は、過去5年間に政府が講じた構造的政策と改革の好影響を際立たせていると付け加えている。
さらに、同報告書では、サウジアラビア政府は原油価格が上昇した時期でも、財政政策の枠組みの一層の強化を示していると指摘している。