
アラブニュース
リヤド:アラブニュースに入った情報では、石油輸出国機構(OPEC)のムハンマド・バーキンド事務局長がナイジェリアのアブジャで死去した。63歳だった。
情報筋によると、氏は出身地のヨラに埋葬される。
事務局長の死は、ナイジェリア国営石油会社(NNPC)のメレ・クヤリ最高経営責任者が明らかにした。
クヤリ氏はツイッターで、バーキンド氏の死が、家族、NNPC、ナイジェリア、OPEC、および世界のエネルギー業界にとって大きな損失であると述べた。
We lost our esteemed Dr Muhammad Sanusi Barkindo. He died at about 11pm yesterday 5th July 2022. Certainly a great loss to his immediate family, the NNPC, our country Nigeria, the OPEC and the global energy community. Burial arrangements will be announced shortly.
— Mele Kyari, OFR (@MKKyari) July 6, 2022
バーキンド氏は死の数時間前に、議事堂でナイジェリアのムハンマド・ブハリ大統領から栄誉賞を受けていた。
ブハリ大統領は授賞式で、バーキンド氏をナイジェリアの尊敬に値する大使と称し、氏の6年にわたるOPEC事務局長としての尽力を称賛した。
「貴殿は我が国にとって真に尊敬に値する大使であります。私たちは、貴殿がOPEC 就任前、就任中に残された業績と、将来残していかれる立派なレガシーを誇りに思っています」と大統領が授賞式で語った。
バーキンド氏は、7月31日のOPEC事務局長任期満了を直前にして、突然の死に見舞われた。
OPECでの任期満了後、バーキンド氏はグローバル・エネルギー・センターの名誉研究員としてアトランティック・カウンシルに加わると、数日前に報じられたばかりだった。
バーキンド氏は、40年以上にわたる経歴の中で、NNPC国際投資部門の責任者、デュークオイル社長、NNPC最高経営責任者など、数々の要職を歴任した。
1986年から2010年まで、バーキンド氏はOPEC閣僚会議でナイジェリアの代表を務めた。氏は2016年8月1日にOPEC事務局長に就任し、死に至るまで同職にあった。