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OPEC、2024年と2025年の世界石油需要成長率予測を下方修正

火曜日に発表されたこの改定は、中国、インド、その他の地域といった主要地域の需要見通しが弱含みであることを強調している。
火曜日に発表されたこの改定は、中国、インド、その他の地域といった主要地域の需要見通しが弱含みであることを強調している。
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13 Nov 2024 12:11:52 GMT9
13 Nov 2024 12:11:52 GMT9
  • OPECは、2024年の世界石油需要の伸び予想を日量182万バレルに修正、先月の予想193万B/Dから引き下げ

ロンドン:石油輸出国機構は、2024年と2025年の世界石油需要成長予測を再び下方修正し、4年連続の下方修正となった。

火曜日に発表された今回の改定は、中国、インド、その他の地域といった主要地域の需要見通しが弱含みであることを強調している。

更新された見通しは、OPEC加盟国とロシアのようなパートナーを含むより広範な連合体であるOPEC+が直面している継続的な課題を浮き彫りにしている。今月初め、OPEC+は原油価格下落への懸念を理由に、12月からの原油増産計画を延期した。

OPECは最新の月報で、2024年の世界石油需要の伸びを先月の193万バレル/日から182万バレル/日に修正した。これは、2023年7月に当初の見通しが設定されて以来の修正となる。

下方修正の主な要因は中国である。OPECは、中国の石油需要増加見通しを58万B/Dから45万B/Dに下方修正し、9月のディーゼル消費量が7ヵ月連続で前年同月を下回ったことを指摘した。OPECは、この減少の原因として、建設業の減速と製造業活動の低迷、および中国におけるLNG燃料トラックの使用の増加を挙げている。

見通しの悪化は原油価格の重荷となり、報告書の発表後、ブレント原油は1バレルあたり73ドルを割り込んだ。

2024年の需要見通しは依然として不透明であり、特に中国の回復や、世界がよりクリーンな燃料に移行するペースなど、世界需要の伸びの強さについては、予測者間で大きな違いがある。

2024年の修正に加え、OPECは2025年の世界石油需要の伸びについても、前回予想の164万B/Dから154万B/Dに下方修正した。

ロイター

 
 
 
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