
東京:日本の電子機器大手、パナソニックは木曜日、40億ドルを投じて電気自動車用の電池を生産する工場をアメリカに建設すると発表した。
パナソニックによれば、同社がテスラのサプライヤーとして存在感を増そうとする中で、カンザス州に建てられるリチウムイオン電池の工場は、最大で4千人の雇用を生み出す。
「自動車市場で電気化が進む中で、アメリカでの電池生産を拡大することは、需要に応える上で非常に重要である」とパナソニック エナジーの社長執行役員、只信一生氏は声明の中で述べている。
建設される工場は、ネバダ州の工場に続いて、同社がアメリカで稼働させる2番目の電気自動車向け電池の生産施設となる。
今回の発表は、テスラが増産に向けて腐心し、今年ドイツとアメリカ・テキサス州の2つの工場を披露した後のタイミングで行われた。
パナソニックの決定は、カンザス州のローラ・ケリー知事から、地元経済に「変革をもたらす」ものだと歓迎された。
新工場はカンザス州のデソトに建設される予定で、パナソニックの取締役会の承認待ちである。
この決定はまた、アメリカのラーム・エマニュエル駐日大使によってもカンザス州にできる「次世代電気自動車向けの電池生産の最大拠点の一つ」はアメリカ経済と労働者への「信任投票」だとして歓迎した。
AFP