
アラブニュース
リヤド:ウジアラビア総合統計庁(GASTAT)が発表した直近のデータによると、サウジアラビアの年率換算のインフレ率は7月の2.7%から8月には3%に上昇し、14ヶ月ぶりの高水準となった。
この消費者物価指数(CPI)の上昇は、食品および飲料価格の上昇に起因していると、GASTATは指摘した。
今年5月には2.24%、6月には2.3%、7月には2.7%の増加を記録しており、3ヵ月連続で年間インフレ率が上昇している。
GASTATの報告によると、8月の食品および飲料価格は4.0%上昇し、食肉価格は6.7%急増した。
「食品・飲料価格は、2022年8月のインフレ率上昇の主因となった。これは、サウジの消費者物価指数を構成する全品目のうち、食品・飲料の割合が18.8%と高いからだ」。GASATは報告書でこのように述べている。