


アラブニュース・ジャパン
ドバイ:今月UAEで開催される最大のテクノロジー展示会「GITEXグローバル」は、ドバイ・ワールド・トレード・センターに200万平方フィート以上の展示スペースを設け、5000社が参加する。
10月10日から14日まで世界のデジタルハブとなるドバイは、世界最先端のテクノロジーだけでなく、世界クラスのクリエイティブな頭脳を集約することで、ウェブ3.0経済の形成を深く掘り下げることに挑戦する。
26の展示ホール、メタバースで実験する7つのマルチテックなテーマ、前年比25%増の展示スペースを誇る過去最大の大会となる。
日本貿易振興機構(JETRO)のディレクターである山村千晴氏は、GITEXグローバル2022への参加について次のように語った。
「JETROは2016年以来、GITEX North Starにジャパンパビリオンを出展しています。
7回目の参加となる今年は、素晴らしい日本のスタートアップ17社を連れてきます。
いずれも、AI、アグリテック、ヘルスケア、教育、フィンテック、環境、エネルギーとクリーン技術、宇宙技術などの様々な分野のユニークな最先端テクノロジーを誇るイノベーターです」
今年はUAEと日本の国交樹立50周年ということもあり、GITEXが二国間関係の維持・強化のための特別なゲートウェイとなる。
山村氏はまた、地域の流れを変えるような日本のイノベーター17社(うち7社は再度の参加)を紹介して中東諸国と協力することを楽しみにしているという。
「日本とUAEが国交樹立50周年を迎える中、日本はこれからの50年、UAEだけでなく他の中東諸国とも緊密に協力していきたいと思っています。
North Star 2022に参加する日本のイノベーター17社の最先端技術は、この地域があらゆる面で目標を実現することに大きく貢献できると強く確信しています」
オマール・アル・オラマ人工知能・デジタル経済・リモートワーク応用担当国務大臣は、GITEXの記者会見で歓迎の言葉を述べた。
「今年のGITEXは過去最大です。
200万平方フィートの展示スペースに90ヶ国以上から5000社以上が出展し、正に世界最大のテクノロジー展示会となります。
今年、私のオフィスはGITEXと提携し、単に技術を紹介するだけでなく、実際に技術を発明・開発できるようにしました」と述べている。
GITEX 2022は、世界クラスのクリエイティブな頭脳をつなげ、抽象的な思考を現実に変えることで、UAEのデジタル経済を深く実現するものになるとともに、パートナーの多くを加速させるだろう。