
アラブ・ニュース
リヤド:サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、PIFがヨルダン、バーレーン、スーダン、イラク、オマーンへの地域別投資会社5社をさらに設立すると発表した。
これは、8月のサウジアラビア・エジプト投資会社の設立に続くもので、6社すべてにおいて、対象となる投資額は、さまざまな分野において900億サウジリヤル(240億ドル)に達する予定だ。
各社は、インフラ、不動産開発、鉱業、ヘルスケア、金融サービス、食品・農業、製造、通信・技術、その他の戦略的分野への投資を行う予定である。
今回の発表は、中東・北アフリカ地域における新たな投資機会を追求するというPIFの目標に沿ったもので、第6回未来投資イニシアチブフォーラムの2日目に発表された。
今回の投資会社の設立は、サウジアラビアだけでなく、6カ国すべての民間セクターの活性化につながる。
さらに、これらの投資会社の設立は、PIFはサウジビジョン2030の目標である、戦略的パートナーシップの構築、持続可能なリターンの達成、運用資産の拡大、王国の収益源の多様化を可能にする。