
ソニーは、スマートフォン、カメラ、オーディオアクセサリー等小型電子機器のプラスチック包装を来年から段階的に廃止してゆく。火曜日、同社の広報担当者が発表した。
4月以降、1キログラム(2.2ポンド)以下の重さの新製品の一部にはプラスチック包装を使用しない。
広報担当者がAFPに語ったところでは、日本の同企業グループは2025年までに、新規に開発する小型製品の包装材からプラスチックを無くしたいと考えている。
「プラスチックの代わりに、主に紙や『オリジナル混合素材』と言われる、竹、古紙、サトウキビの搾りかす繊維から作った素材を使います」と同担当者は述べた。
ソニーは最終的には、テレビなどより大きな製品の梱包からもプラスチックを無くしたいとしているが、時期については具体的には決まっていないとのことだ。
包装や使い捨て商品などのプラスチックのほとんどは、自然界で簡単に分解してはくれない。
砕けてマイクロプラスチック汚染を引き起こすことが多く、世界のいたる所でそれが発見され、人体からも検出されている。
ソニーは長期の世界的計画として、2050年までに製品ライフサイクルとビジネス活動全体で「環境フットプリントゼロ」を目指すと、すでに発表している。
AFP