ラスベガス時事: ソニーグループとホンダが共同出資する電気自動車(EV)開発会社「ソニー・ホンダモビリティ」(東京)は4日、EVの新ブランド「AFEELA(アフィーラ)」を発表し、試作車をお披露目した。
安全技術や充実した娯楽機能を装備。
開発競争が激化するEV市場で差別化を図る考えだ。
米ネバダ州ラスベガスで5日開幕する家電・IT見本市「CES」に先立つ記者会見で明らかにした。
市販モデルの受注は2025年前半に始め、26年に北米から納車する計画。
新型EVは、米半導体大手クアルコムや米ゲーム大手エピック・ゲームズとも開発で提携。
安全対策として車内外に45個のカメラやセンサーを備えるほか、車内でゲームや映画が楽しめる。
水野泰秀会長兼最高経営責任者(CEO)は「ソニーのセンサー技術とホンダの安全技術などを融合させる」と、新型EVをアピールした。
時事通信