![任天堂は、『ポケットモンスター』、『ゼルダの伝説』や『スーパーマリオ』などのタイトルを有する、世界のビデオゲーム産業で最大級の影響力を持つ企業だ。(Shutterstock)](https://www.arabnews.jp/wp-content/uploads/2023/02/3683276-309945420.jpg)
アラブニュース
東京、リヤド:サウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)は17日、任天堂株の保有比率を7.08%から8.26%に引き上げた。規制当局に提出された変更報告書で明らかにされたもので、15日に続いて今週2度目の引き上げとなっている。
同ファンドは、任天堂の他、スウェーデンのエンブレイサーやテンセント(騰訊控股)が出資する中国のVSPOへも投資を拡大している。
PIFは昨年5月に任天堂株の5%を取得し、今年1月には、ゲーム産業においても世界的なハブとして飛躍するというサウジアラビアの「ビジョン2030」の目標に沿って、保有比率を更に6.07%に引き上げていた。
任天堂は、『ポケットモンスター』、『ゼルダの伝説』や『スーパーマリオ』などのタイトルを有する、世界のビデオゲーム産業で最大級の影響力を持つ企業だ。
また、PIFはネクソン、カプコン、コーエーテクモなどの他の有力なゲーム会社にも出資している。
サウジアラビアは世界のゲーム産業のハブとして成長することを目指しており、2022年9月には、このミッションを達成に向けた中心的ステップとして、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子がサビーゲームグループ(Savvy Games Group)によるeスポーツ戦略を発表している。
ロイターとの共同記事