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世界のスマートシティランキングでリヤドがパリ、ベルリン、マドリッドを超える

リヤドは、昨年の39位、2019年の55位からも上昇している。
リヤドは、昨年の39位、2019年の55位からも上昇している。
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08 Apr 2023 01:04:40 GMT9
08 Apr 2023 01:04:40 GMT9

アラブニュース

リヤド:世界のスマートシティランキングで、リヤドが、フランス、ドイツ、スペインの首都を圧倒し、メッカ、ジェッダ、マディーナが初めてランク入りした。

都市の住民の生活水準向上に対するテクノロジーの貢献度を評価するリストで、サウジの首都が世界ランキング30位、アラブの都市の中では3番目に入った。

昨年の39位、2019年の55位からも上昇している。

メッカは52位だったが、それでもアラブの都市としては4番目である。ジェッダは56位、マディーナは85位に入った。

アブダビとドバイは、リストに挙げられた141の居住区のうち、それぞれ13位と17位にランクインし、アラブ圏の上位2都市になっている。

サウジ通信社によると、スマートシティ調査は、都市の整備状況を評価する世界的な指標のひとつである。都市計画者、意思決定者、研究者が、住民の生活水準の向上にスマートテックシステムがどの程度貢献しているかを測る評価ツールであり、総合的・学際的アプローチである。

スマートシティ指数においてサウジアラビアの都市の評価が上昇したのは、サウジ・データAI庁が立ち上げた国家スマートシティプラットフォームをはじめ、あらゆる関係機関が共同で取り組んだ結果だとサウジ通信社は説明している。

トップ3はスイスのチューリッヒ、ノルウェーのオスロ、オーストラリアのキャンベラである。

報告書の全文では、トップ20に南北アメリカやアフリカの都市がなく、アブダビとドバイを除けばヨーロッパやアジア太平洋の都市が圧倒的に大半を占めていることが指摘されている。

ニューヨークが22位、またカイロが108位でアフリカのトップである。コロンビアのメデジンが118位で南米の首位に立った。

報告書には次のように記されている。「2023年版ランキングは、住民が各都市に期待する生活水準に対する関心と懸念の高まりを反映している」

「この面ではサイズは利点よりもハンディキャップになる場合が多い。ボストン(34位)やパリ(46位)などの大都市が、持続可能性やモビリティなどの多くの重要な分野で目覚ましい進歩を遂げているにもかかわらず、ランクが比較的低いのはサイズが理由である」

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