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日本の貿易赤字、燃料価格下落で縮小

「アシュラク・ビジネス」によると、日銀当局は海外での銀行危機の直後にイールドカーブ・コントロール政策を修正あるいは撤廃することについて懸念を抱いている。
「アシュラク・ビジネス」によると、日銀当局は海外での銀行危機の直後にイールドカーブ・コントロール政策を修正あるいは撤廃することについて懸念を抱いている。
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20 Apr 2023 09:04:03 GMT9
20 Apr 2023 09:04:03 GMT9

アラブニュース・ジャパン

ドバイ:日本の財務省は4月20日、同国の3月の貿易赤字が前月の8981億円から7545億円(56億ドル)に縮小したと発表した。

貿易赤字のエコノミスト予想は1兆2900億円だった。円高と石油を含むコモディティ価格の下落が輸入コストを抑える中、輸入は前年同月比7.3%増で、過去2年間で最小の伸びとなった。輸出は自動車セクターに牽引され前年同月比4.3%増となった。

日本の貿易赤字は前月より減少したものの依然として続いており、国の景気回復の見通しに影響を与えているとみられる。金融政策調整の時期についての疑問や憶測が広がる中、来週には植田和男新総裁のもとでは初となる日銀の金融政策決定会合が開かれる。

「アシュラク・ビジネス」によると、日銀当局は海外での銀行危機の直後にイールドカーブ・コントロール政策を修正あるいは撤廃することについて懸念を抱いている。

今回のデータが発表されたのは、世界経済の減速が懸念されているタイミングでもある。世界各国の中央銀行はインフレ退治のために利上げを続けているが、引き締めサイクルは終わりに近づきつつある。

3月の米国向け輸出は前年同月比9.4%増で、2021年10月以来で最小の伸びとなった。EU向け輸出は5.1%増で、2021年2月以来で最小だった。エコノミストの見方では、日本の輸出は借入コストの上昇に伴い今後数ヶ月でさらに減速する可能性がある。

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