
ソウル時事: ソウルで開かれていた日韓経済人会議は17日、2日間の日程を終え、デジタルやグリーンなど新産業分野で積極的な協力を目指すことを盛り込んだ共同声明を採択し、閉幕した。
声明は「幅広い交流を通じて信頼を一層積み重ね、パートナーシップが緊密になるよう取り組む」と明記。改善が進む日韓関係を支え、発展させていく重要性を強調した。
日本側団長の佐々木幹夫三菱商事元会長は会議後の記者会見で、「厳しさを増す環境において、両国の連携協力がかつてないほど重要であることを確認した」と説明した。
日韓経済人会議は1969年に始まり、今年で55回目。新型コロナウイルス禍ではオンラインだったが、4年ぶりに対面で開催された。次回は来年に東京で開かれる。
時事通信