ジェッダ:サウジアラビアとイラクは5月25日、経済協力の促進と経済特区の開発に関する一連の協定に調印した。
この協定は、ジェッダで開催されたサウジアラビア・イラク調整評議会の第5回会合の中で署名された。
双方は、さまざまな分野で二国間貿易と投資を促進する経済的機会を特定することで合意した。
会合後、サウジアラビア商業大臣マージド・アル・カサビー博士は、今回の会合は両国間の兄弟関係を確認し、戦略的パートナーシップの強化を目的としたものであると述べた。
イラクの副首相で計画大臣を兼任するモハマド・アリ・タミーム博士は、イラク政府はサウジアラビア・イラク調整評議会がその任務を成功させ、目標を達成することを望んでいると述べた。
両大臣は、2022年に15億ドルに達した両国間の貿易の成長を称賛した。
また、新たに開港したアラル・ポートを効果的に活用し、ジュマイマ国境検問所の開設を促進することで貿易関係を強化することで合意した。
同調整評議会での会合の傍ら、サウジアラビア・イラク経済フォーラムも開催された。このイベントには両国から300人以上のビジネスマンが参加した。
同評議会のモハメッド・アルホラフ議長は、サウジアラビアは今後5年間でイラクへの輸出を100億ドルに増やすことを目指していると述べた。