
東京: 日本の自動車メーカーのスズキ株式会社は2日、株式会社SkyDrive と「空飛ぶクルマ」製造で合意に達したと発表した。
スズキの発表によると、両社は、日本の中部にあるスズキグループの工場を使って、電動垂直離着陸機(eVTOL)を製造し、来年の春頃からの生産開始を目指す。
SkyDriveは空飛ぶクルマを製造するための完全子会社を設立し、スズキは人材確保など製造の準備に協力する、と発表した。
中部の豊田市に本社を構えるSkyDriveは、商社の伊藤忠商事、ハイテク企業のNEC、エネルギー企業のENEOSホールディングスなどが主要株主に名を連ねる。
両社は昨年3月、空飛ぶクルマの研究・開発およびマーケティングで提携する契約を締結した。
ロイター