
モスクワ
ロシアのRDIF、ソブリン・ウェルス・ファンドは水曜、ロシアとサウジアラビアの企業が、共同プロジェクトの可能性について議論したこと、投資額が100億ドルを超える可能性のあることを発表した。
これらの議論は、ロシアと石油輸出国機構が世界の石油市場における協力強化について議論するなか、サウジアラビアで行われた。
OPECで特に強い発言力を持つサウジアラビアは、より本格的な産油量制限にロシアも加わるよう説得を続けてきた。モスクワは、数日中にこの提案に対する姿勢を表明すると述べた。
RDIFによると、サウジアラビアの企業代表が春にモスクワを訪問し、ロシア企業との話し合いを続行する。
ロシアは2016年に石油市場動向の調整を始めて以来、OPECプラス(OPECと非OPEC産油国)同盟で中心的な役割を果たしてきた。
ロイター通信