
横浜、日本
危機に見舞われた日本の自動車メーカーの日産は13日、需要低迷と前会長カルロス・ゴーンの逮捕の後遺症に苦戦しており、純利益が12月までの9か月で87%を超えて落ち込んだと発表した。
日産は通期の売上および利益予想を下方修正したが拡大している新型コロナウイルスの影響はまだ予想には含まれていないと述べた。
4月-12月の純利益は87.6%減の393億円(3億5,800万ドル)で、売上高は12.5%減の7兆5千億円だった。
利益の落ち込みは主に消費税増税が自動車の需要に影響した日本とともに、米市場での販売不振によるものだと発表で述べた。
日産は、三か月前に通期予想を下方修正したが、2020年3月までの通期純利益予想は前回発表予想の1110億円から650億円になったと述べた。
通年の売上高は前回発表予想の10.6兆円から10.2兆円の予想となった。
金銭に関する不正行為の容疑で日本で裁判を待っていた、保釈中のカルロス・ゴーン前会長が日本から逃亡を遂げてから初めての決算発表となった。
AFP