
東京:19日、日本の1月の貿易収支は赤字となった。新型ウイルスの拡散で地域経済の成長が鈍化するかもしれないという不安の中、輸出が減少したためだ。
先月の貿易赤字は合計1兆3000億円(120億ドル)だったと、財務省が報告書の中で発表した。
世界第3位の経済大国の貿易赤字は3カ月連続となった。
昨年10月には原油価格の下落が輸出の減少を補ったこともあり、貿易黒字を達成していた。
財務省の統計によると、1月の中国に対する輸出入はともに減少した。同月の米国に対する米輸出入も減少した。
昨年末から始まったCOVID-19の拡散により、工場の生産が停止し、旅行が制限され、地域経済成長の重要な原動力である中国経済への懸念が高まっている。
このような懸念は、ドナルド・トランプ大統領の貿易政策によって以前に起こった懸念に追い打ちをかけた。
AP