
東京:日本を訪れる外国人旅行者の数は、1月の時点で4カ月続けて減少した。これは韓国の訪日ボイコットの影響がブレーキとなっているが、さらに悪いことには、新型コロナウイルスにより中国人旅行者も訪日を慎んでいるので、もっと急激な減少が見込まれている。
観光やビジネスも含めた外国人の日本への到着者総数は、前年同月と比べて269万人から266万人になり1.1%減少した、と日本政府のデータが2月19日水曜日に明らかにした。
韓国からの日本への到着者数は、昨年両国間で貿易論争に火が付いて以来、前年と比較して59%まで急落した。
中国本土から日本を訪れる中国人旅行者の数は、旅行者数ピークの時期となる中国の春節を、今年は早く迎えることで、2019年と比べると有利な比較となってプラスに働き、23%上昇した。
中国の春節は本格的には1月25日から始まっており、新型コロナウイルスのために1月27日に中国が、全てのツアーグループの海外渡航を中止する前だった。この旅行禁止令は、2月から訪日する到着者数に激しい影響を与えそうだ。
Reuters