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東京：日本の株式会社スカイドライブは韓国の航空機リース会社ソリュー・カンパニーと最大50機の商用機に関する覚書を締結した。

 スカイドライブは現在、「SKYDRIVE」と呼ばれる3人乗りの電動垂直離着陸機（eVTOL）を開発中で、日本の航空局の認証取得を進めている。SKYDRIVEは垂直離着陸機能を備えた3人乗りの電動軽量航空機だ。

 ソリューは航空機リースやファイナンス業界でかなりの経験を持ち、ゼロエミッション車の提供に注力している。同社のAndrew Claerbout社長は、「eVTOL市場は世界的な排出量を削減し、旅行者の利便性を高める機会をもたらすだろう。グローバル市場の開拓に向け、スカイドライブ社と世界的デザイン賞を獲得した”SkyDrive式SD-05型”で協働でき光栄だ」と述べた。

 スカイドライブは既に米国、ベトナムからプレオーダーを受けているが、韓国の航空機リース会社からの注文は初となる。

スカイドライブの 福澤知浩代表は「ソリュー社と共に、韓国市場の開放と航空部門のCO2排出削減目標達成に寄与できることを期待しています」と話した。

 韓国の首都圏では交通渋滞が深刻化しており、同政府は「モビリティ革新ロードマップ」を作成するよう誘導している。

 ソリューは、韓国国内における電気・ゼロエミッション車の促進が重要と判断し、韓国政府をはじめ関係者と共に着陸地域や路線、インフラ要件、エコシステムなど商用eVTOL導入に向けた要件を評価している。

 スカイドライブは2018年7月に空飛ぶクルマのコンセプトをテストした後に正式に設立、本社を日本の中部・豊田市に置く。同社のビジョンは、すべての人々が日常的な交通手段としてeVTOLにアクセスできる未来を作ることである。