
ベオグラード(セルビア):セルビアのベオグラードで開催されたレスリング世界選手権2023で、日本の藤波朱理が女子53キロ級で2年ぶりの優勝を果たした。
日本体育大学の藤波氏が2度目の頂点に立った。彼女は2021年の世界選手権で初優勝を果たしている。
藤波氏は決勝で、個人資格の中立選手として出場したベラルーシのワネサ・カラジンスカヤを破り、自身の連勝記録を127試合に伸ばした。
女子62キロ級で、育英大学の元木咲良は、2021年東京夏季オリンピック銀メダリストのキルギス代表、アイスルー・ティニベコワに敗れ、2位となった。
2023年の世界選手権は、2024年パリ夏季オリンピックの予選も兼ねている。藤波も元木も決勝に進出し、オリンピックへの切符を手にした。
時事通信