






Ali Khaled And Hala Tashkandi、リヤド
木曜日の夜にリヤドで開催された、待望のWWEスーパーショーダウンは、レスリングファンにとってこれ以上ないほど素晴らしいものだった。
モハメド・アブドゥ・アリーナ内の群衆は、見事な花火を楽しんだ。文字通りの空に打ち上げられる花火と、比喩としてのリング上での驚くべきアクションの両方をだ。
地元の英雄マンスールは、米国のグラップラー、ドルフ・ジグラーとの試合に勝利し、観客を幸せな気分で帰宅させるという自分の役割を果たした。
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「今夜、みんなの声が私を支えてくれました」サウジのスターは試合後のあいさつで熱狂したファンたちに言った。「何も持っていない私を高みへ上らせてくれたのはみなさんです。今夜、我々の存在をWWEに見せつけました」
その後、彼は「神が望むのなら、20回でも、30回、40回、50回、100回でもさらに勝ちたいです。これは最初ではなく、最後でもありません。100%保証します」
「そしてそれは私に限らず、フセインでも、ファイサルでも、契約を結びWWEに来る全ての人々のことになるでしょう。私は最初の1人として道を切り拓けたことを、誇りに思い感謝しています」と述べた。
マンスールは、より多くのサウジアラビア人がWWEに入ることを望んでいると付け加え、リヤドでの今後のトライアウトに関心を持っている人々を駆り立てた。
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「リングでのサウジアラビア人同士の戦いを望んでいます」と彼は言った。「誰を応援するべきか観客を戸惑わせたいのです」
その夜のオープニングでは、The O.C.がバイキングレイダースにタッグチームで勝利を収め、涼しいリヤドの夜に群衆を熱気に包んだ。オープニング試合の後には、群衆に人気の面々が続き、ファンは立ち上がって声援を送った。
サウジアラビアで長年愛されているジ・アンダーテイカーは、5人のトゥワイク・トロフィー・ガントレット・マッチに電撃参戦して優勝し、観客を楽しませた。その後には、その夜最大の対決の1つが続いた。ジョン・モリソンとザ・ミズが、スマックダウン・タッグチーム王座戦の現タイトルホルダーであるニューデイに勝利を収めた。1日前、ザ・ミズはファンに「予想外を期待して欲しい、新しい王者を期待して欲しい」と述べており、その約束は守られた。
「ニューデイはとてつもないパフォーマンスをしましたが、我々の方が少し上でした」とモリソンは言った。彼のパートナーは勝利についてそこまで控え目ではなかった。
「我々は特別です」とザ・ミズは言った。「こう言いましょう。ニューデイは彼らが差し出しべき全てのものを我々に渡しました」 彼はまた、イベントに来場したファンを称えて言った。「観客は最高でした。彼らには本当に驚かされました」 モリソンも付け加えた。「必ずまた戻ってきます」
WWEロウ・タッグチーム王座戦の現チャンピオンであるセス・ロリンズとマーフィーは、ストリート・プロフェッツに勝利してタイトルを防衛し、盛大に祝賀した。
「自分のパフォーマンスにとても満足しています」とロリンズは述べた。「自分とこの若者をとても誇りに思っています。彼は今夜本当にステップアップしました」
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他の試合では、エンジェル・ガルサがシングルマッチでウンベルト・カリーヨを破り、WWEチャンピオンシップマッチで前回王者ブロック・レスナーが挑戦者のリコシェを打ち負かし、WWEスマックダウン女子王座戦ではベイリーがナオミを下し王座を防衛した。
スティールケージ・マッチでロマン・レインズがキング・コービンを破り、その夜の最後の試合であるWWEユニバーサル王座戦では、ゴールドバーグが現王者“ザ・フィーンド”ブレイ・ワイアットを打倒した。
WWEのスーパースターらは、スーパーショーダウンの前日、リヤドを観光しながらサウジのサッカー王者アル・ナスルFCの選手らなどと交流した。WWEスーパーショーダウンのリング上のパフォーマンスのおかげで、彼らはさらに交友関係を広げた。