
東京:長く活躍してきた日本人MFの遠藤保仁が9日、26年間の現役生活に終止符を打ち、ガンバ大阪のコーチに就任すると発表した。
1998年から2023年まで、「26年間という本当に長い、充実したサッカー人生だった」と、遠藤はクラブのウェブサイトに掲載された動画メッセージで語った。
「ここまで長くプレーするとは思っていなかった」と、43歳になる遠藤は話した。
遠藤はワールドカップの日本代表に3度名を連ね、2009年にはアジア年間最優秀選手賞を獲得した。
日本代表としては、最多記録となる152試合に出場。
ガンバ大阪の選手として20年近くを過ごしてきた遠藤は、コーチとして戻れて「とてもうれしい」と感想を口にした。
「コーチとしてはまだ勉強中ですが…選手たちと一緒に成長し、チームの勝利に貢献したい」と話した。
日本サッカー協会の田嶋幸三会長は、遠藤は「冷静に判断」する力と「高い(サッカー)技術」があると語った。
「彼の経験と技術を生かして、日本サッカーを発展させてくれることを期待している」
AFP