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オリンピック大好きファンが世界を東京に迎えることを決意

この写真は2020年12月18日に東京の自宅にて撮られたもので、オリンピックの大ファンである石川恭子さんが以前列席したオリンピックの入場券を手に持っているところ。ホイッスルを吹き鳴らし、国旗を振り回す、オリンピック大好きファンである石川恭子さんは過去30年間のすべての夏季オリンピックに参列してきた。それにこの東京在住者は地元で2021年に開催されるオリンピックを見逃すつもりなどない。(AFP)
この写真は2020年12月18日に東京の自宅にて撮られたもので、オリンピックの大ファンである石川恭子さんが以前列席したオリンピックの入場券を手に持っているところ。ホイッスルを吹き鳴らし、国旗を振り回す、オリンピック大好きファンである石川恭子さんは過去30年間のすべての夏季オリンピックに参列してきた。それにこの東京在住者は地元で2021年に開催されるオリンピックを見逃すつもりなどない。(AFP)
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05 Jan 2021 08:01:35 GMT9
05 Jan 2021 08:01:35 GMT9

東京: ホイッスルを吹き鳴らし、国旗を振り回す、オリンピック大好きファンである石川恭子さんは過去30年間のすべての夏季オリンピックに参列してきた。それにこの東京在住者は地元でのオリンピックを見逃すつもりなどない。

感染が急増し、費用が急騰することで、多くの他の日本人たちが今年はこのイベントをすべきではないと自分たちを納得させているのにかかわらず、51歳の石川さんは世界を東京に迎え入れるのを今か今かと待ちわびている。

「オリンピックは素晴らしい」と石川さんは言う。伝統的な日本の衣裳と自分の国の赤と白の旗で飾られた「鉢巻」で、彼女はオリンピック会場では知られた顔になった。

「多様性の力。多様性のエネルギー。オリンピックはほんの3週間しかありませんが、その短い期間に全世界の縮図を見れるんです」と彼女はAFPに語った。

第三波のコロナウィルス感染が日本でいら立ちを引き起こしている。菅義偉総理大臣は4日、東京を中心とした地域に非常事態宣言を出すことを検討していると発表した。

公共放送局であるNHKが行った最近の世論調査によると、大多数の日本人が延期されている東京オリンピック2020を今年行うことに反対していて、今一度の延期か完全な中止を支持している。

だが自身IT会社を経営する成功したビジネスウーマンであり、4年毎に熱狂的で、超がつくファンへと変貌する石川さんは、違った意見を持っている。

彼女が取りつかれたのは1992年にバックパッカーとしてバロセロナを訪れた時に始まる。そこで彼女はオリンピック開会式の入場券を安く手に入れることができ、会場の雰囲気に圧倒された。

次の日、彼女は偶然同胞の日本人である山田直稔さんと出会った。山田さんは1964年の東京開催以来すべてのオリンピックに参列しており、彼女のことを可愛がった。
石川さんと、トレードマークである金のシルクハットを被った日本では「オリンピックおじいちゃん」として知られる山田さんは、以降のオリンピックすべてに伴だって出かけてゆき、行く場所行く場所で注目を集め、友人を作った。

山田さんは二回目の東京オリンピックを見るという夢を実現させることなく2019年に92歳で亡くなった。

「とても残念なことでした。何故なら、この東京オリンピックこそがオリンピックファンとしての彼の人生の終着駅になっただろうからです」と石川さん。「それができない以上、完成はないのです」

「私は彼の遺産とその精神を引き継いでいこうと思っています。もちろん私は彼にはなれません。だから私は最善を尽くし、私のやり方で継いでいこうと思います。彼がバトンを渡しているのですが、役割は違います」

石川さんは東京にオリンピックが決まった時には興奮したと言うが、同時に日本で入場券を押さえるのが困難だということを知っていた。日本では入場券の購入希望者が当初とてつもなく多かったからだ。

彼女とその家族は一回目の抽選で最大限度60枚をそれぞれが応募したが幸運が舞い降りることはなかった。二回目の抽選で彼らはやっとのことで一枚の入場券を手に入れた。レスリングの会場だった。

購買者が払い戻しを求めた結果、日本で売られた18パーセントが返金されることになる現状、石川さんはもっと多くの入場券を手にすることができると自信を持っている。

しかし彼女はそのことよりもこのイベントが開かれない可能性のことを心配している。主催者側は先月、オリンピック競技を安全に開催することを目的とした多くのウィルス対抗策を発表した。その中にはスタジアムでの歓声を禁じるものからファンに追跡アプリを携帯にダウンロードしてもらうというものがあった。

石川さんは、たとえ主催者側が入場客の人数を減らしたり、外国人の入場者を排除したりしなければならないとしても、断固として競技は行われるべきであるとする。

「山田さんと私にとってオリンピック競技に参列するというのはたんに声援を送ることではなかったのです。・・・第一の目的は愛と友情と笑顔を共有することだったのです」と彼女は言う。

「世界中の人々がいない中でオリンピックを開くことの価値はおそらく50パーセント、もしくはもっと低いものになるでしょう。それでも何もしないよりかはまだましです」

石川さんは予定日を再調整されたトーチリレーにも参加する計画を持っており、オリンピックの記念品コレクションを増やすことを楽しみにしている。コレクションには入場券やTシャツ、キーホルダーやプログラムまで様々ある。

たとえオリンピック競技が完全に中止されるとしても石川さんはその明るい側面に目を向けると決めている。彼女はそうなっても彼女のオリンピックファン歴に「象徴的な記憶」として残ると言う。

だが彼女は東京2020が正しい理由で記憶されると確信している。

「間違いなくオリンピックは開かれます」と彼女は言った。「それは希望の象徴になります。私たちが闘っていることの印になる。人類の希望になるのです」

AFP

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