• 28連勝でニュー・セインツ・オブ・ウェールズの世界記録を更新
• アジアチャンピオンズリーグ、準決勝でUAEのアルアインと対戦

ジョン・デュエルデン

アル・ヒラルは火曜日、アジア・チャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグでアル・イテハドを2-0で破り、合計4-0でベスト4進出を決めた。

アル・ヒラルはキックオフ前、2週間で3度目のクラシコ（いずれもアル・ヒラル”愛称ブルーズ”が勝利）に臨み、ウェールズのニュー・セインツと並んで連勝記録を更新した。この連勝記録はジェッダで28に達し、ブルーズが首位に立ったことを意味する。

この勝利はまた、24時間前にPK戦の末にアル・ナスルを破ったUAEのアル・アインとの準決勝進出を決めたことを意味する。

この試合では、そのようなドラマや興奮、ジェットコースターのようなスリルと波乱はほとんどなかった。その理由のひとつは、先週ホームで行なわれた第1レグでアル・ヒラルが2-0とリードしていたため、アル・ヒラルがベスト4進出を決めるとしか予想できなかったからだ。

勝利が必要なアル・イテハドが、アル・ヒラルにプレッシャーをかけ、押しながら鮮やかにスタートしたのは驚くことではなかった。

🔝The longest winning streak in football history is now in #AlHilal’s name … Asia’s Leader records continue 💙 pic.twitter.com/WSic05SM4W

— AlHilal Saudi Club (@Alhilal_EN) March 12, 2024

16分、ロマリーニョがエリア右外でボールを拾い、左サイドに展開。

しかし、アル・イテハドは後半開始直後、ゴールに迫った。アブデラザク・ハムダラはマルワン・アル・サハフィにボールを通し、アル・オワイスは彼の低いシュートを防いだ。その直後、アル・オワイスはさらに素晴らしいセーブを見せ、アハメド・アル・ガムディのロングレンジシュートを片手で止めた。

アル・ヒラルにチャンスが訪れる予感は常にあったが、それは1時間後にやってきた。セルゲイ・ミリンコビッチ＝サビッチが混戦の左サイドでヤセル・アル・シャハラニを見つけると、フルバックは素早く左足から右足にボールを移し、飛び込んだアブドゥラー・アル・マユーフの脇を抜く低いシュートを転がした。

この瞬間から、アル・イテハドがアル・ナスル流の逆転劇を起こすことは予想されず、アル・ヒラルが試合を持ちこたえ、記録を更新するかに関心が移った。

終了15分前、アル・オワイスがクロスをこぼしたが、GKにとっては幸運なことに、16歳の交代選手タラル・ハジがルーズボールをバーの上にシュートした。

試合は、そしてアル・イテハドのアジアでのキャンペーンは、アリ・アル・ブライヒのファウルを受けたハムダラーがレッドカードをもらうという最悪の形で幕を閉じた。マルコムには十分な時間があった。これでベスト4進出が決まり、28連勝で5度目のアジア制覇という、より重要な記録を達成した。