
東京:藤岡康太騎手がレース中に落馬して死亡し、競馬界は衝撃と悲しみに包まれた。レース中の転倒によるもので、この数週間で2人目の死亡事故となった。
日本中央競馬会によれば、35歳の藤岡康太騎手は、西日本の阪神競馬場で落馬し、頭部と胸部を負傷し、4日後の水曜に死亡した。
藤岡騎手の死は、イタリア人騎手ステファノ・チェルチ氏がオーストラリアで落馬して死亡したわずか1週間後のことだった。
JRAによると、藤岡騎手は2004年以降、日本で初めて競馬事故により死亡した騎手だという。
日本騎手クラブの武豊代表は、「これほどの痛みと悲しみを感じたことはないです」と語った。
55歳になる日本の競馬界のレジェンドは声明の中で「まだ信じられないです。これからは康太騎手を思いながらレースをします」と語った。
藤岡騎手はJRA公認レースで800勝をあげ、うち2勝は最高峰のGⅠレースであった。
日本で1,200勝以上を挙げているイタリア人騎手、ミルコ・デムーロ氏は、藤岡騎手の死は「とてもショックです。悲しいとか、つらいと言うよりも、本当に言葉もないです。落馬したときから、なんとか元気になってほしいと祈っていたのですが」と日刊スポーツのコラムに書いた。
100勝以上をあげた、23歳のチェルチ騎手は20日の落馬負傷から2週間後に亡くなった。
AFP