
東京:カシオのG-SHOCKシリーズに、海洋保護活動を行う環境保護団体「サーフライダー・ファウンデーション」とのコラボレーションモデルが登場した。
耐衝撃性に優れた「G-5600SRF」は、ベゼルとバンドにカシオの生産工場から回収された廃樹脂を再利用しており、環境にも配慮したモデルとなっている。廃材となった樹脂を細かく粉砕し、基材に混ぜ合わせた後、必要な部品に成型している。
さらに、太陽と蛍光灯の光で発電するソーラー充電システムを搭載しているため、定期的な電池交換の必要がなく、紙製のパッケージも再生紙を使用している。
文字盤と裏蓋にはサーフライダー・ファウンデーションのロゴ、バンドには#oceanfriendlylifestyleのハッシュタグがプリントされている。カシオは、これらの機能が人々に環境、特に海洋の保護に影響を与えることを期待している、とした。
サーフライダー・ファウンデーションは1984年にカリフォルニアで設立された民間の環境保護団体で、カリフォルニアのサーファーがサーフスポットの水質をチェックする自主的な活動から始まった。現在では世界23カ国に約25万人のサポーターを持つ。
この新モデルは200m防水で、ストップウォッチ、タイマー、アラーム、カレンダー、LEDバックライト、そして数種類の言語を備えている。