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カマラ・ハリス候補、副大統領にミネソタ州知事ティム・ウォルツ氏を選出-米メディア

ミネソタ州知事ティム・ウォルツ氏は、進歩的な政策のチャンピオンであり、アメリカのハートランド出身の平易な話し手で、地方の白人有権者を取り込むのに貢献している。(AFP=時事)
ミネソタ州知事ティム・ウォルツ氏は、進歩的な政策のチャンピオンであり、アメリカのハートランド出身の平易な話し手で、地方の白人有権者を取り込むのに貢献している。(AFP=時事)
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06 Aug 2024 10:08:17 GMT9
06 Aug 2024 10:08:17 GMT9

民主党の大統領候補カマラ・ハリス氏が火曜日、ミネソタ州知事ティム・ウォルツ氏を副大統領候補に選んだと米メディアが報じた。

60歳の米陸軍州兵退役軍人で元教師のウォルツ氏は、2006年に米下院の共和党寄りの選挙区で当選し、2018年にミネソタ州知事に選出されるまで12年間務めた。

知事としてウォルツ氏は、学校給食の無料化、気候変動への取り組み目標、中間層の減税、ミネソタ州労働者の有給休暇の拡大など、進歩的な政策を推進してきた。

ウォルツ氏は長年にわたり女性のリプロダクティブ・ライツ(性と生殖に関する権利)を提唱してきたが、米下院議員として農村部の選挙区を代表し、農業利権を擁護し、銃の権利を支持するなど保守的な傾向も見せていた。

ジャマイカとインドからの移民の娘であるハリス候補は、中西部で人気のある政治家であり、その出身州は大統領選挙では確実に民主党に投票するが、重要な激戦地であるウィスコンシン州とミシガン州に近い。

こうした州は今年の選挙を左右する重要な州と見られており、ウォルツ氏は、近年ハリス氏のホワイトハウス候補のライバルである共和党のドナルド・トランプ氏に広く票を投じている白人有権者や農村部の有権者との結びつきに長けていると広く見られている。

ハリス陣営は、ウォルツ氏の州知事としての豊富なキャリアと、高校フットボールのコーチとしての成功、そしてオヤジ・ジョークのビデオが、ホワイトハウスでのトランプ2期目にこだわらないこうした有権者を引きつけるだろうと期待している。

ハリス氏(59)は、ジョー・バイデン大統領(81)が7月21日に党の圧力で再選を断念した後、民主党の候補者となって以来、選挙勝利への望みを復活させた。

ウォルツ氏は、ハリス氏の “veepstakes “が過熱するまで全国的には無名だったが、その後知名度が急上昇。人気の高い下院議員であり、バイデン氏の立候補取り下げの説得に尽力したナンシー・ペロシ前下院議長の後ろ盾もあったとされる。

ハリスとウォルツ両氏は、11月5日の選挙で、トランプ氏と、同じく中西部出身の退役軍人である彼の伴走者JDバンス氏と対決する。

時には迷彩柄の野球帽とTシャツでハリス氏のために応援をするウォルツ氏は、トランプとバンス両氏を「変人」と攻撃している。

ロイター

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