ドバイ:ユイ・ハラルは、日本のハラルおよびムスリムフレンドリーな施設を案内し、日本在住のムスリムに役立つ情報を提供することに尽力する日本人ムスリムのコンテンツ制作者である。
ユイはアラブニュース・ジャパンに対し、サウジアラビア人女性を通じてイスラム教と出会ったと語った。「彼女が日本を十分に楽しめていない原因があることは知っていました。それはハラルではない食べ物でした。自分で調べてみたところ、イスラム教という宗教があることを知りました。日本に住む多くのイスラム教徒が同じ問題を抱えていることを知りました」と彼女は言う。
日本に住むイスラム教徒に関する知識が、彼女を2年前にコンテンツ制作者になるよう導いた。「今考えると、すべてはアッラーからの導き(ヒダヤ)だったのです」とユイは言う。
「私はコンテンツのコンセプトとしてハラールを選びました。ムスリムの人たちにハラルフードや礼拝場所、ムスリム向けの着物(日本)を紹介しようと思ったのです。最初のプロジェクトは、東京に住んでいたので、東京のハラルレストランに関する必要な情報をできるだけ多く集め、それらのレストランの料理を評価しながら、インスタグラムのアカウントで情報を共有することでした」と彼女は付け加えた。
彼女は、コンテンツ制作を始めてから約1年後にイスラム教に改宗した。「コンテンツのためにイスラム教について勉強すればするほど、この宗教についてより深く知ることができたからです。礼拝、アッラー、イスラム教の規則、イスラム教における女性の権利など、食べ物とは関係のないことも学び始めました」と彼女は語った。
プロジェクトを進める上で直面した課題について、ユイは次のように語った。「最大の課題のひとつは、アラビア語とアラブと日本の文化の違いでした。日本ではアラビア語を学べる教材が限られており、また、日本語が流暢ではないアラビア語教師が多いので、彼らから学ぶのは難しかったのです。イスラム文化に関しては、コーランがアラビア語で書かれているため、暗記するのが最も難しい点でユ」
ユイは最近、アラブ首長国連邦に出張した。美しい国中の名所を探索し、滞在を楽しんだ。
今後のプロジェクトについて、ユイは今後数か月のうちに、アラブ人に日本語を教える新しいプラットフォームを立ち上げる予定だと語った。