カイロ:エジプト、ヨルダン、イラクの外相は9月23日土曜日、経済・政治のいくつかの分野で3国間の協力を活性化させる方策について協議した。
エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣は、第78回国連総会の際に、ニューヨークの国連エジプト政府代表部で、ヨルダンのアイマン・サファディ外務・移民大臣とイラクのフアード・フセイン外務大臣を迎えた。
エジプト外務省は日曜日に、これは2021年6月にバグダッドで開催されたサミットを受けてのものだと述べた。
土曜日の会合では、各国間で提案されたプロジェクトを完成させる重要性などについて合意した。
電気接続、再生可能エネルギー、通信、貿易、産業、交通、医療、製薬産業、住宅、建設、文化、観光、青少年、スポーツ、安全保障・防衛協力の分野における新たな構想やプロジェクトの導入について話し合われた。
外相らはまた、域内の政治情勢についても協議し、域内の安全と安定を実現することが重要であると強調した。
外相らは多くの問題について話し合ったが、特にパレスチナ問題については、パレスチナの不可侵の権利を回復することが重要であるとの見解を示した。
外相らはまた、特にアラブ閣僚級コンタクトグループの活動を通じて、シリア国民の利益を確保し、人々の苦しみを解消する方法で、シリア危機の解決策を見出す取り組みについても話し合った。
外相らは、カイロで開催予定の3国首脳会談に向け、引き続き外相間で調整を続けることで合意した。
エジプト、ヨルダン、イラクの3カ国間の協力には、エネルギー、保健、教育分野での合意や、中東問題での政治的協調が盛り込まれている。