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首相在職、７日で田中角栄氏に並ぶ＝８８６日、戦後９位―岸田政権
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07 Mar 2024 01:03:33 GMT9
07 Mar 2024 01:03:33 GMT9
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岸田文雄首相の在職日数が７日で８８６日となり、戦後の首相では９位の田中角栄氏と並んだ。８位の橋本龍太郎氏（９３２日）に迫るが、７位の岸信介氏（１２４１日）にはなお１年弱が必要だ。自民党派閥の裏金事件を受けて政権は危機的な状況で、苦しい政権運営が続いている。
首相は６日夜、首相官邸で記者団に、能登半島地震や政治の信頼回復、デフレ脱却を挙げ「積み重ねを大事に、これからも一つ一つ課題に臨んでいきたい」と語った。
田中氏は１９７２年、戦後最年少（当時）の５４歳で首相に就任。高等小学校卒をアピールして「庶民宰相」と呼ばれた。日中国交正常化を実現するなどしたが、自身の金脈問題で退陣し、岸田氏が政界入りした９３年に死去した。
首相が自民党総裁の任期満了を迎える９月末まで全うすれば、在職は１０９３日となる。ただ、内閣支持率は低迷し、再選は見通せていない。衆院選に勝利して総裁再選につなげるため、首相が４月の衆院３補選や６月の通常国会会期末に合わせた衆院解散・総選挙を模索しているとの見方が与野党に出ている。
一方、宏池会（岸田派）出身の５首相のうち、大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一の３氏を既に超えた。トップの池田勇人氏は１５７５日で、２０２６年１月２５日まで政権を維持すれば並ぶことができる。
時事通信
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