
東京:地元メディアは火曜日、日本の地方の男性が居間でクマがいるのを発見したと報じた。
報道によれば、雪深い福島県に住む男性が月曜日の夕方、こたつの下にクマが横たわっているのを見つけたという。
「仕事から帰ったら、こたつの中にクマが頭を突っ込んでいた。クマの体長は約90センチ(3フィート)だったという」
60代で一人暮らしのこの男性は、近所の家に逃げ込み、警察に電話した後、1時間以上して戻ってみると、クマと食べ物が散乱していた。
共同通信によると、警察は付近の住民に避難するか戸締まりをするよう呼びかけた。負傷者は出ていない。
公共放送のNHKは火曜日の正午頃、クマはまだ家の中にいると伝え、高い木と重い雪に覆われた家の周りに警察がいる映像を流した。
日本政府はクマの射殺規制を緩和することを提案している。
この計画は来年から実施される予定で、人口が多い地域でもハンターに「緊急射殺」を許可する権限を地方自治体に与えることになる。
専門家によれば、日本の農村部では人口が減少しているため、飢えたクマが街に近づいてきているという。
その他の要因としては、気候変動が雑食動物の食料供給や冬眠時間に影響を与えていることが挙げられる。今年の夏は記録的な猛暑となった。
クマに襲われた人間の死亡数は過去最多の6人で、昨年度のクマの殺処分数は9000頭を超えた。
今月初め、秋田県北部のスーパーマーケットでクマが2日間にわたって暴れまわり、蜂蜜を塗った餌でおびき出された。
クマはスーパーマーケットにいた47歳の男性を負傷させ、買い物客は避難し、クマは精肉売り場を蹂躙した。
AFP