
オークランド:元世界ランキング1位の大坂なおみは、オークランド・クラシックでノーシードのアリシア・パークス(アメリカ)を振り切り、2022年以来の決勝進出を果たした。
4度のグランドスラム・チャンピオンに輝いた大坂は、6-4, 6-2で勝利し、1月12日にメルボルンで開幕する全豪オープンに向けて、またひとつ自信を深めた。
大坂は、2023年に母親となり、テニスから離れていたため、2022年以来の準決勝進出となった。彼女は1年前にテニスに復帰した。
27歳の大坂は、オークランドでの最初の3勝に見られたような緊張はまったく感じさせず、日曜日にクララ・タウソン(デンマーク)との決勝に臨んだ。
「メルボルンの1週間前に決勝に進出するのは初めてだから、キャリア初のことみたいなものです」と大坂は語り、全豪オープンで2度の優勝経験を持ち、現在は57位にランクされている。
「頭の中ではすごくハッピーな気分です。でも、何歳になっても、もっと良くなるために改善することは常にあるんです」
大坂のパワーと正確さは、78位のパークスには十分すぎるものだった。
準々決勝は金曜日の雨で延期されたため、アメリカ人はこの日2試合目の試合となった。
大坂の今週の4勝は、強豪がいないこの大会で、自分よりランクが下の相手との対戦によるものだ。
準決勝でノーシードのロビン・モンゴメリー(アメリカ)を6-4, 6-3で破った50位のタウソンとの決勝では、その状況は一変するだろう。
タウソンは金曜日の夜、雨で中断された準々決勝で、アメリカの第1シードのマディソン・キーズを6-4, 7-6 (9/7)で下している。
AFP